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はり・きゅうはこんな症状に有効なんでもQ&A

 鍼の効果は、内臓の働きを高め、自律神経の調整を行います。例えば、血圧の高い人は低く、低い人には高くするなど、いわゆるちょうどいい状態へ導くことができるのです。この効果は、日々症状が変化する方更年期の方など(時間ごとに薬を変えることなどできない場合)に最適な治療法といえます。
第2の効果は鍼を受けた後、脳の中よりエンドルフィンという物質が分泌されて、痛みが鎮まり、体が軽くなったりする作用が見られます。体から出る副作用のない薬ですので、自然治癒力を高め、精神安定作用が期待できます。
第3の効果は、鍼を打った患部の血管が拡張し、病んだ部位に優先的に血が集まり、温まり、細胞の治りが早くなります。
また必ずしも痛い場所に鍼をするとは限らず、炎症のある場合など、遠隔操作により離れたツボの位置から熱を鎮める作用を起こさせるのです。

灸の効果も鍼と同じですが、体を温め、体力・持続力・抵抗力をつける作用がプラスされます。
特に直接灸をすることにより、パワーアップ効果は絶大となります。まず、ガンやウィルスをやっつける白血球という細胞が増え、次に新鮮な酸素を運ぶ赤血球という細胞が増えてきます。さらに、血小板という、出血を止める細胞も増えてきます。これは増血作用といって、貧血や冷え症も改善されホルモンの分泌も良くなり、顔色も良くなります。
心と体のやじろべえ
バランス人こそ健康人
虚実補瀉って何?
は精気が足りない状態
は邪気が余っている状態
は精気を補う
  
(弱っているブヨブヨのところに力を足してあげる)
は邪気を全身に分散させるか体の外に逃がす
  
(力が入りすぎてパンパンになってリラックスできないところをゆるめる)
精神的にも身体的にもバランスが取れている健康こそが第一!
これはWHOでもいわれています。
やじろべえ状態こそ心身の健康の理想。
人の体を風船に例えると空気を入れすぎた状態が
少し空気を抜く。これが
です。
適度な状態に保っておくのが、バランスの良い状態といえます。
逆に空気が足りないと、しぼんでしまい弾みません。
これが
の状態。
少し息を吹き込んで膨らませることが

はり灸は、ネズミ小僧のように余っている気を足りないところへ補給します。
気が入りすぎても入らずとも×
いらない邪気よ、サヨウナラ。足りない精気よ、こっちこい。
エネルギーの片寄りを治します。
気の流れを治す治療です。
ツボについて★ =エネルギーの出入りするところ
体の中にはツボツボをつなぐ経絡(ケイラク)という12本の地下鉄の線路が走っている。
その12本には
  肝 心  脾 肺  腎  心包
  胆 小腸 胃 大腸 膀胱 三焦 という
東洋医学で言う臓腑の名前がついていて生体エネルギーが流れている。  
12経絡の要所要所に
地下鉄の駅(ツボが365カ所あり、
外界(皮膚)と体内(地下鉄と内臓)との連絡を取っている。
例えば、胃の弱い人は足にある胃の経絡(
胃の線路)を手でなぞって
みるだけでも調子が整うといったぐあいである。膝の少し下外側には、
奥の細道にも出てくる足三里という有名な
ツボがある。
特に手足の肘から先と膝から先は内臓疾患であっても、腰痛肩こりで
あっても顔面や頭部の症状であってもよく効く
ツボが集まっている。
離れたところから遠隔操作が可能なのが
ツボ治療のおもしろいところといえる。
痔は頭で、頭痛は手で、胃は足で、治す。  などなど....
ツボ治療はふしぎがいっぱい♪
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久保鍼灸院(福井県福井市)